増山祐史
勤務先の学校の10代の男子生徒2人にわいせつな行為をしたなどとして、警視庁は30日、修徳中高校(東京都葛飾区)の元教師で同校の高校男子サッカー部元監督、吉田拓也容疑者(30)=不同意わいせつ罪などで起訴=を準強制わいせつと不同意わいせつ、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで再逮捕し、発表した。「黙秘します」と話しているという。
捜査1課によると、吉田容疑者は2022年7月中旬ごろと23年8月上旬ごろ、生徒と教師という立場を利用して男子生徒を呼び出し、わいせつな行為をしてその様子をスマホで撮影。23年8月上旬ごろには別の男子生徒を呼び出し、同様の行為をした疑いがある。
15人以上が映る100点以上の動画
吉田容疑者のスマートフォンなどからは、少年とみられる15人以上が映る100点以上の動画や、数百点の画像が見つかった。同校で勤務し始めた18年ごろから撮影された形跡があるという。
吉田容疑者は今回の2人とは別の男子生徒にわいせつな行為をしたり、この生徒に性的な画像を撮影するよう要求してSNSで送らせたりした疑いで昨年12月以降に2回逮捕されており、逮捕は今回で3回目。被害が立件された生徒は計3人となった。
修徳中高校によると、吉田容疑者は今年1月20日付で同校を依願退職した。(増山祐史)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル