俳優の村杉蝉之介容疑者を大麻リキッド所持の罪で起訴 福島地検

 自宅で大麻リキッドを所持していたとして、福島地検は12日、俳優の村杉蝉之介(せみのすけ)(本名・村杉友一)容疑者(58)=東京都足立区西伊興1丁目=を医薬品医療機器法(薬機法)違反の罪で追起訴し、発表した。地検は認否を明らかにしていない。

 起訴状などによると、昨年11月29日、自宅で大麻リキッド約0・5グラムを薬機法で指定されている違法薬物と認識しながら、所持したとされる。村杉容疑者昨年12月26日、大麻取締法違反(所持)の疑いで福島県警に再逮捕されていた。

 その後の調べで、村杉容疑者は「大麻とは認識していなかった」と説明。薬機法の指定薬物との認識はあったと述べているという。所持理由については「自分で使うためだった」と供述しているという。そのため、福島地検は薬機法違反の罪に切り替えて追起訴した。

 村杉容疑者は、違法薬物と認識しながら密売人から薬物を譲り受けたとして、麻薬特例法違反(規制薬物の譲り受け)の罪でも起訴されている。

 村杉容疑者は劇団「大人計画」に所属。劇団のホームページによると、NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」大河ドラマ「どうする家康」などに出演。ロックバンド「グループ魂」のリーダーを務め、2005年には「紅白歌合戦」にも出演した。(滝口信之)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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