個人情報、漏洩していたのは警察 被害者が憂う監視社会

 行政や社会のデジタル化を一気に進めるとして、国会で審議されている「デジタル改革関連法案」。だが、岐阜県警大垣署に監視され、個人情報を漏らされる被害にあった男性は疑問を持っている。

 利便性を旗印にした改革が監視社会を招かないだろうか。

 「これで、個人が尊重される社会といえるかね」

 岐阜県大垣市上石津町で養鶏業を営んでいた三輪唯夫さん(72)は、警察に監視されていると知ったときの驚きをそう振り返る。

 2014年7月のことだった。地元の風力発電施設建設をめぐり、近所の住職らと勉強会をしていた。

 県警大垣署が、事業者の中部…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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