個別避難計画「現実的でない」側面も アプリ・お札…各地で模索続く

 津波から自力で避難するのが難しい人にとって、カギとなるのは近所の人や家族の手助けです。国はあらかじめ助ける人を決めて、計画にまとめておくよう求めていますが、なかなかうまくいかないようです。背景を探りました。

 自力での避難が難しい人が災害で犠牲になるケースは少なくない。

 東日本大震災でみると、市町村別の犠牲者が最多だった宮城県石巻市では、障害者手帳を持っていた人の死者・行方不明者は計348人(13年11月時点)で、死亡率は4・3%。障害者手帳を持っていない人の2・0%と比べ、倍以上の開きがある。

 障害者や高齢者らの逃げ遅れ…

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能登半島地震

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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