ブランド品のかばんが車にあたって壊れたように装い、運転手から現金をだまし取ったとして、大阪府警は5日、同府門真市の無職片岡信二容疑者(48)と奈良県生駒市の無職山本学容疑者(44)を詐欺の疑いで逮捕、送検したと発表した。ともに「遊ぶ金がほしかった」と容疑を認めているという。
交野署によると、2人は昨年9~10月、同府交野市星田1丁目の路上で、車との接触事故に遭ったように装い、運転していた男女3人から現金計32万円をだまし取った疑いがある。
走行中の車に物陰からペットボトルを投げ当て、停車して降りてきた相手に、取っ手がちぎれた偽物のブランドバッグを見せて「いま、壊れたわ」などと告げていたという。現場は住宅街で、署は徐行する車が狙われたとみている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル