偽ブランド転売で罰金の立憲・足立区議、党が除籍処分に 当選3日後

立憲

土舘聡一

 偽ブランド品を販売したとして商標法違反容疑で書類送検され、罰金を納付していた東京都足立区の和田愛子区議(38)=立憲民主党=について同党は24日、除籍処分を決定した。和田区議は、21日投開票の区議選で初当選したばかりだった。

 党都連が同日午後に発表した。同日午前に和田区議は同党に離党届を提出していたが受理はせず、事実を隠して公認を受けていたなどとして、より重い除籍処分としたという。

 和田区議によると、3月に警視庁に書類送検された。容疑は、昨年5月、仏ブランド「アニエスベー」の偽物のバッグ1点をフリマアプリで8300円で販売したというもの。通販サイトで仕入れ、2115円の利益を得た。略式命令を受けて罰金20万円を納付し、今月14日告示の区議選に立候補したという。

 和田区議は区議選(定数45)で5115票を獲得し、得票数8位で初当選した。都連幹部は、書類送検について知らなかったとし、「(本人から)申し出がないと知る手立てがない。罪を犯した時点で議員の資質はない。ばれないと考えたのかわからないが、甘いと思う」と話した。(土舘聡一)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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