元ジャニーズJr.、政府の緊急対策に「はがゆさ」 国会内の会合で

 ジャニーズ事務所の創業者、ジャニー喜多川氏(2019年に死去)からの性被害を告白した元ジャニーズJr.の中村一也さん(36)らが27日、立憲民主党が国会内で開いた会合に出席した。

 子どもや若者の性被害に対応するため、政府が26日にまとめた緊急対策パッケージでは男性や男児対象の電話相談窓口を設けることが示された。中村さんは被害に遭ってから20年以上、公にできなかったとし「子どもが被害を訴え、声をあげること自体がとても難しい。実情をわかってもらえていないはがゆさを感じる」。虐待の加害者を保護者に限っている児童虐待防止法の改正などを改めて訴えた。

 ビジネスと人権に詳しい蔵元左近弁護士も出席し、パッケージがまとめられたことを評価しつつ「性加害が事実であれば、常軌を逸している問題で、人権問題としても重大性は甚だしい。その問題の事実を把握しないままに、政策立案されることは残念」と話した。

 中村さんは13歳だった01…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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