元ラグビー選手を傷害容疑で逮捕 自転車追い越した運転手を暴行 

杉山あかり

 乗っていた自転車を車で追い抜いた男性に暴行し、けがをさせたとして、福岡県警は26日、福岡市の元ラグビー選手、江口剛容疑者(47)を傷害の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。容疑を認めているという。

 捜査関係者によると、江口容疑者は昨年11月、福岡市西区の路上で、乗用車を運転していた同市の40代男性を運転席から引きずり下ろして顔を殴り、顔面打撲などの軽傷を負わせた疑いがある。

 江口容疑者は当時、自転車で走行中だったが、男性の乗用車に追い抜かれた。その後、男性の車を追いかけて、信号待ちをしていたところに近寄って暴行したという。直後に男性が110番通報していた。ドライブレコーダーなどの捜査から江口容疑者が浮上したという。

 江口容疑者は福岡市内の高校でラグビー部に所属。卒業後、京都市の京都産業大などでプレーし、U23(23歳以下)日本代表にも選ばれていた。2001~05年には、福岡県に拠点を置くラグビーチーム「九州電力キューデンヴォルテクス」に所属していたという。(杉山あかり)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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