宝塚時代と変わらぬかれんな姿でファンを魅了し続ける俳優の花總(はなふさ)まりさんが、初めてのコメディーに挑戦中です。「せりふをずっとしゃべって、テンポも速い」という毎日の舞台に取り組む花總さんに、体調管理の秘密や、同世代の女性へのアドバイスを聞きました。
1973年、東京都出身。91年に宝塚歌劇団に入り、トップ娘役を歴代最長の12年務めた。出演中の舞台「おかしな二人」は東京公演が25日までで、大阪でも公演予定。東京公演の問い合わせは東宝テレザーブ(03・3201・7777)へ。当日券などの情報は、公式サイト(https://www.tohostage.com/okashinafutari/)で確認できる。
コメディーに初挑戦
出演中の舞台「おかしな二人」は、正反対の性格の女性ふたりが一緒に暮らすお話です。共同生活は宝塚音楽学校で経験しましたが、もしいま誰かと住むなら……絶対に譲れないのは「早く寝ること」ですね。毎日夜9時半には寝るようにしています。ベッドの中でもお芝居のことをあれこれ考えてしまうけれど、意識的にスイッチをオフにして、睡眠時間を十分に取るようにしています。
食事は添加物のないものをなるべく自炊して、たんぱく質や、頭が回るよう糖質もしっかり取る。朝は7時には起きて、太陽の光を浴びる。特に舞台中は、何時に食べて、これをやって……という24時間すべてのスケジュールを、開演や稽古の時間に合わせて決めています。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル