大麻取締法違反(所持)の罪に問われているアイドルグループ「KAT―TUN(カトゥーン)」元メンバー・田口淳之介被告(33)と元俳優・小嶺麗奈被告(39)について、東京地裁は30日、勾留を取り消す決定をした。この日に判決が予定されていたが、検察側が29日に延期を求め、期日が急きょ取り消されていた。2人とも保釈中だが、前提となる勾留がなくなったことで居住制限などの保釈条件がなくなり、保釈金(それぞれ300万円)も返還される。
東京地検は判決期日の変更を請求した理由を明らかにしていないが、関係者によると、補充捜査が必要になったためという。有罪の立証が不十分だったとみられる。
勾留取り消しを求めた小嶺被告の弁護人はツイッターで「判決延期について『小嶺さんには責任がない』と公に示してもらいたかった」と発信した。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment