望まない性行為で精神的苦痛を受けたとするジャーナリストの伊藤詩織氏(30)の訴えを認め、元TBS記者の山口敬之氏(53)に330万円の賠償を命じた昨年12月の東京地裁判決について、山口氏は6日、判決を不服として東京高裁に控訴した。
昨年12月18日の東京地裁判決は、山口氏が「酩酊(めいてい)状態で意識のない伊藤氏に対して合意がないまま性行為に及んだ」と認定した。
一方、この件を準強姦(ごうかん)容疑で捜査した東京地検は2016年、山口氏を不起訴処分とし、17年に検察審査会も不起訴相当の議決を出している。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル