光回線の契約をめぐり、通信会社から仲介手数料を詐取したとして、福岡、沖縄両県警は8日、長崎市のインターネット関連会社の代表取締役川口賢一郎容疑者(42)=長崎県佐世保市重尾町=ら男6人を詐欺容疑で逮捕したと発表した。認否を明らかにしていない。両県警は、川口容疑者の会社が得た収益の一部が指定暴力団・工藤会(北九州市)に流れた疑いがあるとみている。
福岡県警組織犯罪対策課によると、ほかに逮捕されたのは、福岡市内にある別のネット関連会社のともに代表取締役、山内健太郎(35)=住居不定=、松並聖也(34)=福岡市南区玉川町=両容疑者ら。
逮捕容疑は2019年3月7日と25日、福岡市の通信会社に対して、光回線の申し込みを2件獲得したとうその申請をし、仲介手数料として計約3万2千円を振り込ませて詐取したというもの。民泊施設や従業員施設に回線を引きたい法人があると架空の話を伝え、申込者情報には無関係な個人宅などを住所として記載していた。
同課が工藤会の資金源を捜査…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル