光秀のまち、大河の後の悲喜こもごも カギは「紀行」

 戦国武将・明智光秀を主人公とするNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」の放映が終わった。光秀にゆかりがある京都府内の自治体が期待を寄せていたのは、本編の後に関連の史跡などを紹介する「紀行」で取り上げられるかどうかだった。麒麟が来たまち、来なかったまち――。それぞれの思いを抱えながら、今後も「光秀ゆかりのまち」の観光振興に力を入れる。

 光秀が築いた福知山城の城下町、福知山市。最終盤で、福知山城や光秀をまつる御霊神社が紀行で紹介され、大橋一夫市長は「市の魅力を全国に発信できた」と胸を張る。12日に取材を受けた際、「光秀マインド これからも挑戦!」「麒麟が来たまち 福知山」と記したパネルを掲げた。

 市によると、2018年度から…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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