【動画】大阪大学特任教授遭難か=朝日放送テレビ 撮影
25日午前0時ごろ、奈良県天川(てんかわ)村の観音峯山(標高1347・7メートル)に日帰りで単独登山に行った大阪大学特任教授の審良(あきら)静男さん(68)=大阪府摂津市=が帰宅しない、と長男から奈良県警に相談があった。県警は遭難したとみて一帯を捜したが見つからず、26日早朝から捜索を再開する。
県警吉野署によると、審良さんは24日午前9時半ごろ、奈良県大淀町の近鉄下市口駅に到着した、と長男に連絡。天川村の洞川(どろがわ)から観音峯山に登る予定だと伝えていた。だが、その後は下山の連絡がなく、帰宅していないという。
審良さんは免疫学の研究で知られ、2011年には医療分野で世界的な発見や貢献をした研究者に贈られるガードナー国際賞を受賞した。ノーベル医学生理学賞の有力候補に挙げられたこともある。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル