勤務先の小学校の更衣室に盗撮目的で置き時計型カメラを設置したとして、和歌山県警は12日、和歌山県御坊市藤田町吉田、小学校教諭山本真照(まさあき)容疑者(27)を県迷惑防止条例違反の疑いで逮捕し、発表した。「時計として置いただけで撮影するつもりはなかった」と容疑を否認しているという。
御坊署によると、山本容疑者は7月1日ごろ、勤務先の印南町内の公立小学校の体育館女子更衣室の棚の上に、盗撮目的で置き時計型カメラ1台を置いた疑いがある。
7月中旬、匿名男性から「小学生が着替える場所にカメラが設置されているらしい」という旨の通報が署にあり、捜査していた。
署によると、山本容疑者が所持しているハードディスクの中に、別のカメラで撮影したとみられる女子児童が着替えている動画が見つかっていて、関連を調べている。
町教育委員会によると、山本容疑者はこの学校で勤務して3年目。町教委は「児童や保護者、地域の方々に申し訳ない。児童の心のケアに取り組む。再発防止のため、各校で備品の点検や職員同士の話し合いの場を設けるよう指示した」と話した。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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