コロナ禍のもと、各大学でサークル活動が制限されるなどして学生の孤立が課題となるなか、東海大学湘南キャンパス(神奈川県平塚市)で1日、新入生に早くキャンパスになじんでもらおうと、従来型の入学式の代わりに歓迎イベントが開かれた。昨年までは、体育館などの会場で壇上から語られる話を新入生が聞く形の入学式だったが、今年はクイズラリーなど新入生が楽しめる企画を在校生と職員で練ったという。
イベントは「Tokai Entrance Festival」。感染予防のため、新入生6千人弱を2日間に振り分けた。
1日午後、同キャンパスでは、地図を手にした新入生たちが歩き回っていた。1グループ5人ほど。構内100カ所にクイズの紙が貼り出され、解いた数を競う趣向だった。
地図を見ながらほかのメンバーと相談していた男子学生は「まだ友達もできていないけど、初めて会った人と話しながらキャンパスを歩き回れて楽しい」。大分県出身で一人暮らしを始めたばかりの女子学生も「かしこまった式典より面白かった」と話した。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル