宮崎市の障害者支援施設で入所者のほおを殴打するなどしたとして、宮崎県警は22日、この施設に勤務する職員の男(27)を暴行容疑で逮捕した。「間違いない」と容疑を認めているという。市によると、少なくとも5人の入所者に対し、背中を蹴るといった虐待行為があったことを確認しているという。
県警によると、職員は16日午前5時半ごろ、勤務する障害者支援施設で、入所者の50代男性の首に後ろから衣類を巻き付けて引いたり、ほおを殴ったりした疑いがある。施設から22日、「入所者に暴行している事実が判明した」と通報があった。
逮捕を受け、市は23日に臨時の記者会見を開いた。
市によると、施設から19日、防犯カメラの映像で50代男性への虐待に気づいたと報告があり、22日から施設の特別監査を始めていた。
主に夜勤の際、廊下などで入所者5人に対し、顔や背中をたたく、背中や足を蹴る、鼻をつまむ、首をズボンで絞めるといった虐待をしていたことを確認したという。
職員は市の聞き取りに、「最初は口で注意したが、思うように従ってくれず、つい手が出た」と釈明したという。今年3月からこの施設で勤務していた。
市は、ほかにも虐待を受けた…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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