フィリピンを拠点とした特殊詐欺グループのリーダーだったとして警視庁に逮捕された渡辺優樹容疑者(38)が、フィリピンの入管施設に収容中に複数回、マニラのカジノに出かけていたことが、現地の捜査関係者への取材でわかった。施設内では賄賂が横行していたとされ、渡辺容疑者はだまし取った金をこれらの賄賂やギャンブルに使っていた可能性がある。
現地の捜査関係者によると、渡辺容疑者は現地で拘束された2021年4月以降、複数回にわたって外出し、その行き先は施設から約10キロ離れたカジノだった。移動の車には施設職員が同乗していたという。捜査関係者は「職員が彼をエスコートしているように見えた」と話した。
カジノはマニラ湾に面した五…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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