入院の百合子さま、左心不全と脳梗塞の症状 宮内庁が公表

多田晃子

 宮内庁は18日、脳梗塞(こうそく)と誤嚥(ごえん)性肺炎との診断を受け、聖路加国際病院東京都中央区)に入院中の三笠宮妃百合子さま(100)について、ここ数日の間に左心不全と一時回復していた脳梗塞の症状が再び見られると公表した。入院期間は未定。

 同庁によると、百合子さまは以前から診断されている心不全が先週末から徐々に悪化。左心不全で息苦しさがあるほか、一時回復していた右の手足の動かしづらさが再びみられるという。医師とのコミュニケーションは取れているが、安静にするため会話は難しいという。

 百合子さまは2日午後に気分が優れず、軽度の脱水症状があったため、3日午後に同病院で診察と検査を受けたところ、軽い脳梗塞と誤嚥性肺炎と判明し入院。11日午前に集中治療室から一般病棟に移った。同庁は同日時点で、右の手足の動かしづらさはかなり改善され、肺炎も落ち着きつつあるとしていた。(多田晃子)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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