全ての新生児に難聴検査を　先天性１０００人に１人／義務化した国も（朝日新聞デジタル）

　生まれたばかりの赤ちゃんの聴覚検査は日本では任意で、受けていない子もいます。生まれつきの難聴でも、適切な対応によって聞こえる子と同じように言葉が発達するという研究もあり、専門家はできるだけ早く気づく重要性を訴えています。

　■任意・自費、補助ない自治体多く
　日本産婦人科医会によると、先天性の難聴の子は千人に１人の割合でいる。多くの病院や産院では、生後２日ごろから退院までの間に「新生児聴覚スクリーニング検査」と呼ばれる検査をして、難聴の可能性があるかどうかを調べる。寝ている赤ちゃんに、ささやき声くらいの音量の音を聞かせて、脳波を調べる方法が主流。…… 本文：1,527文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。