全停止から10年、そびえる「防波壁」 浜岡原発のいま

 中部電力浜岡原発静岡県御前崎市)が停止してから、14日で10年が過ぎた。東京電力福島第一原発事故を受けて、菅直人首相(当時)が2011年5月6日に停止を要請。中部電は同14日までに全号機を止めた。その後、中部電は津波対策として高さ22メートルの防波壁を設けている。再稼働への見通しは――。

 4月9日、原子力規制委員会の臨時会合。中部電の林欣吾社長が、全停止後に設けた高さ22メートルの防波壁について、「実務者レベル」での検討を訴えた。

 しかし、更田豊志委員長はにべもなかった。

 「津波の高さが決まる前に…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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