全国で新たに1244人感染 計17人で変異株確認

 新型コロナウイルスの国内感染者は、3日午後8時現在で新たに1244人確認された。1日あたりの感染者が1千人を超えるのは2月27日以来4日ぶり。死者は新たに63人確認された。

 緊急事態宣言の解除が延期される見通しの東京都の新規感染者は316人。1週間前の2月24日の213人を上回り、3日までの1週間平均の新規感染者数は277・9人で、前週比は94・3%だった。死者は19人。「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO(エクモ))を使用」とする都基準の重症者数は前日より2人少ない52人だった。

 緊急事態宣言が1日に先行解除された大阪府の新規感染者は98人。府内の1日あたりの新たな感染者が100人を下回るのは8日連続となった。

 また、厚生労働省は3日、英国や南アフリカで報告された新型コロナウイルスの変異ウイルスが群馬、京都、千葉、岐阜、神奈川、鹿児島の1府5県で9人、空港検疫で8人の計17人で確認されたと発表した。千葉と岐阜両県で変異株が見つかるのは初めて。

 9人のうち、鹿児島県の男性を除く8人は海外への渡航歴がなかった。変異株の感染確認は空港検疫を合わせ、計231人となった。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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