全国で新たに1570人感染 3県で過去最多を更新

 新型コロナウイルスの国内感染者は8日、午後10時10分までに新たに1570人が確認された。5日連続で1千人を超えた。1日あたりの感染確認が過去最多だったのは、埼玉(84人)と神奈川(128人)、山口(6人)の3県。福岡県で60代男性が亡くなった。

 東京都では429人が確認され、2日連続で400人を超えた。年代別にみると、20代の164人と30代の110人で全体の約64%を占めた。入院患者は1509人になり、記録が残る5月中旬以降で最も多かった。

 84人だった沖縄県の集計によると、人口10万人あたりの新規感染者数は7日までの1週間で33・56人と、8日連続で全国最多だった。一方、病床の逼迫(ひっぱく)を受けて県が無症状者や軽症者の自宅療養を進めたことで、8日のコロナ対応の病床利用率は7日の147・3%から118・9%に減った。

 また、同県医師会は8日、那覇市の歓楽街・松山の飲食店従業員ら計約2千人に実施した集団PCR検査で、86人の陽性が確認されたと発表した。このうち10人は8日までの県発表分に含まれている。県は今後、報告を精査した上で、県の集計に加えて発表するとしている。

 日本体育大(東京都)では、柔道部員と指導者の計10人の感染が関係者への取材で分かった。埼玉県内の大学でも、同じ運動サークルの男子学生5人の感染が判明。すでに公表された1人と合わせ感染者は計6人となった。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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