新型コロナウイルスの国内の感染者は、21日午後9時現在で新たに43人が確認され、累計で1万6547人となった。政府が緊急事態宣言を解除した近畿3府県では、再陽性を含めて大阪府で4人、兵庫県で1人の感染を確認。大阪府は8日続けて感染者が5人未満にとどまり、京都府は7日続けてゼロだった。
宣言が続く東京都では11人の感染が確認された。21日までの直近1週間の人口10万人あたりの累計患者は0・42人と、宣言解除の目安の一つとされる「0・5人程度以下」を下回った。
同じく宣言下にある神奈川県では13人の感染が発表された。病院関連での感染が続き、横浜市旭区の聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院では看護師1人がかかり、同病院の感染者は計79人に。小田原市立病院でも看護師で1人が感染し、計34人にのぼるほか、開成町の高台病院も看護師で1人増え、計6人になっている。
宣言が続くほかの地域では、北海道で5人、千葉県で3人、埼玉県で1人の感染がわかった。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル