新型コロナウイルスの国内感染者は14日、午後9時現在で新たに4309人が確認された。4千人を上回るのは1月28日の4131人以来で、約2カ月半ぶりの高い水準となった。
「まん延防止等重点措置」が適用されている宮城、東京、京都、大阪、兵庫、沖縄の6都府県では、1130人で過去最多を更新した大阪府のほか、兵庫県でも初めて500人を超える507人が確認された。東京都は591人で、3月21日の緊急事態宣言解除後では最も多かった。
それ以外の地域でも、216人が確認された愛知県は1月28日以来の200人超、福岡県も前日から倍増の156人が確認されるなど、各地で感染者は急増している。大阪府に隣接する和歌山、奈良両県でも過去最多に並んだり2番目の多さだったりした。新潟県でも過去最多を記録した。
一方、長崎県は14日、3月中旬にワクチンの優先接種を受けていた医療機関勤務の60代女性が脳出血で同月下旬に死亡したと発表した。副反応を疑わせる症状はなく、基礎疾患もなかったという。今後、国の専門部会が接種と死亡との因果関係について判断する。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル