全国で新たに840人感染 各地でクラスター相次ぐ

 新型コロナウイルスの国内感染者は11日午前0時半時点で、新たに840人が確認された。1日あたりの感染者が1千人を下回るのは3日以来。死者は沖縄県の3人を含めて5人増え、クラスター(感染者集団)の発覚、拡大も相次いで確認された。

 東京都では10日に新たに197人の感染を確認。200人を下回るのは7月27日(131人)以来、2週間ぶり。ただ、発表される感染者数はおおむね3日前の検査の結果を反映しているといい、7日の検査件数は速報値で3243件。3~6日は5千件を超えていた。入院者数は10日時点で1682人に上り、都に比較可能な記録が残る5月12日以降、最多となった。

 千葉県船橋市の私立認可保育園「西船みどり保育園」では10歳未満の幼児6人の感染を確認。この園の感染者は職員1人を含め計9人となった。

 大阪府は、大阪商業大学高校(東大阪市)の同じ部活動に所属する男子生徒8人の感染を確認。これまでの発表で感染経路が不明とされていたうちの1人も同じ部活動に所属していたことも判明し、同校では計9人の感染となった。

 那覇市の保育園で発生したクラスターでも、感染者は10日までに計37人に増えた。

 50代の職員1人の感染が判明していた神戸市垂水区の介護付き有料老人ホーム「美波ホール」では、70~90代の入所者8人の感染が新たに発覚した。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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