全国で1149人感染、東京は増加傾向 変異株も各地で

 新型コロナウイルスの国内感染者は、5日午後8時現在で新たに1149人が確認され、死者は55人増えた。1日あたりの感染者が1千人を超えるのは3日連続。全国最多となる301人の感染が判明した東京都は、同日までの1週間平均が273・6人となり、前週比102・1%と増加に転じた。

 緊急事態宣言の再延長が決まった4都県の新規感染者は千葉県の137人、神奈川県の131人、埼玉県の90人と合わせて計659人となり、全体の6割近くを占めた。死者も埼玉県が過去最多に並ぶ13人、東京都が12人など計37人だった。

 一方、厚生労働省は5日、英国やブラジル、南アフリカで報告された新型コロナウイルスの変異ウイルスが、1府7県の計17人から確認されたと発表した。石川県での確認は初めて。

 埼玉県の1人を除いて海外への渡航歴はないという。変異株の感染は、国内20都府県と空港検疫を合わせ、計251人になった。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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