全国で2442人感染確認 重症者・死者ともに最多更新

 新型コロナウイルスの国内感染者は4日、午後10時15分時点で新たに2442人が確認された。死者は45人で、1日あたりで最多だった40人(今月1日)を上回った。死者数は4日連続で30人を超えた。都道府県別では北海道13人、東京都8人、埼玉県と大阪府で各5人などだった。厚生労働省によると、全国の重症者数は3日時点で505人。前日より8人増え、2日連続で過去最多を更新した。

 東京都は4日、449人の感染を確認。都基準の重症者数は前日比1人減の53人だったが、入院患者数は1721人で記録が残る5月12日以降で最多となり、医療体制が厳しさを増している。

 茨城県は過去最多となる85人が感染。同県坂東市の障害者支援施設「暁厚生園」でクラスター(感染者集団)が発生し、利用者50人、職員8人の感染が確認された。クラスターが発生した北海道旭川市の旭川厚生病院は、感染者が累計で214人になったと発表。3月以降に200人を超える感染者が出た永寿総合病院(東京都台東区)に並ぶ規模の拡大となった。病院が一つしかない北海道の奥尻島では、新たに12人の感染を確認。累計で49人となり、対岸の江差町などに患者を搬送するなどして対応している。

 三重県庁では、県雇用経済部の職員4人の感染が新たに分かり、県はクラスターと認定した。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment