新型コロナウイルスの国内の感染者は15日午後8時半現在で、新たに6425人が確認された。重症者は14日時点で1231人となり、過去最多を更新した。緊急事態宣言は16日から北海道、岡山、広島の3道県が加わり、9都道府県に拡大する。「まん延防止等重点措置」は新たに群馬、石川、熊本の3県が追加され、10県に拡大する。
宣言の追加となる3道県のうち、広島県は238人で、12日の219人を上回って過去最多を更新。北海道は566人で、感染状況が厳しい札幌市や旭川市などでは大型店に休日の休業を求めるなど、新たな感染防止対策を決めた。岡山県は185人だった。
東京都の新規感染者は772人。前週の同じ曜日は千人を超えていた。15日までの1週平均の感染者数は876・4人で、前週比は112・9%だった。年代別で見ると、20代が234人で最多で、30代135人、40代125人、50代97人と続いた。65歳以上の高齢者は77人だった。「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO)を使用」とする都基準の重症者数は85人で、前日より1人増えた。
大阪府では、新たに785人の感染者を確認。2日ぶりに700人を超えた。また、60~90代の42人の死亡が確認された。
岐阜県は15日、政府に緊急事態宣言を要請すると正式に決めた。新規感染者は9日連続で100人を超え、この日は139人の感染を確認。過去2番目の多さだった。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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