新型コロナウイルスの感染者は5日、午後9時時点で121人が新たに確認され、国内の感染者は計1万5382人となった。死者は10人確認され、計566人となった。大阪府の新たな感染者は7人で、1桁台になったのは3月30日以来。東京都は58人で、3日連続で100人を下回った。
重点的に対策を取る13の「特定警戒都道府県」では、5月に入ってから計1008人の感染が確認されている。一方、政府が、一定の感染防止策を前提に社会・経済活動の再開を一部容認するとした34県では計64人だった。そのうち20県では今月は感染者が確認されていない。
一方、病院や高齢者施設では、クラスター(感染者集団)の拡大が続いた。神奈川県では、小田原市立病院で看護師3人と70代女性患者の感染が新たに確認され、病院関連の感染者は患者と職員を合わせて計18人となった。富山県では、クラスターが発生していた富山市の老人保健施設「富山リハビリテーションホーム」の60代の女性職員の感染が新たに確認され、同施設関連の感染者は計58人になった。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル