全国初の女性市長として兵庫県芦屋市長を務めた北村春江(きたむら・はるえ)さんが13日午前9時44分、誤えん性肺炎のため同県西宮市内の病院で、死去した。93歳だった。通夜は15日午後6時、告別式は16日午前11時30分から、芦屋市春日町1の3の芦屋マイトリーホールで。喪主は長男篤(あつし)さん。
京都市生まれ。弁護士から芦屋市教育委員長を務め、1991年の市長選で初当選し、3期12年務めた。95年の阪神・淡路大震災では自宅が全壊。市長室に段ボールと布団を敷いて寝泊まりし、救援活動や復興を指揮した。
2003年に市長を退任後は弁護士に復職していた。昨春から体調を崩していた。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル