日本列島が高気圧に覆われた25日、各地で今年の最高気温を記録した。気象庁によると、暑さのピークは26日。30度前後の状態は28日まで全国で続くという。
大分県竹田市で35・0度となり、「猛暑日」(35度以上)を今年国内で初めて観測。「真夏日」(30度以上)は国内観測地点のほぼ半数の425に上り、今年最多となった。京都府舞鶴市で5月の観測史上最高の34・6度、大分県豊後大野市と岐阜県多治見市などで34・5度、高知県四万十市などで34・3度、福島県伊達市で33・5度、札幌市で31・1度だった。
埼玉県熊谷市では34・0度、群馬県伊勢崎市で33・8度。東京都の中心部(千代田区)も31・9度まで上がった。東京消防庁によると、25日午後9時現在、熱中症の疑いで救急搬送された人は管内(稲城市と島嶼(とうしょ)部を除く東京都内)で8~92歳の男女40人。うち2人が重症という。
気象庁は、こまめな水分補給などをして熱中症対策を呼びかけている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル