全国女子駅伝で「アスリート盗撮」の疑い、教諭を書類送検 京都府警

光墨祥吾

 全国都道府県対抗女子駅伝に出場した選手の下半身を執拗(しつよう)に撮影したとして、京都府警は7日、京都市立小学校の教諭の男(39)=同市南区=を府迷惑防止条例違反(ひわいな行為の禁止)の疑いで書類送検し、発表した。男は容疑を認め、「アスリートのお尻が強調された姿に興奮した」と供述しているという。

 人身安全対策課によると、男は1月15日昼ごろ、京都市内で開かれた「第41回全国都道府県対抗女子駅伝競走大会」(日本陸上競技連盟主催)のコースの沿道で、複数の選手の下半身などを執拗に撮影した疑いがある。男は観覧者に紛れてウォーミングアップ中の選手や、中継所で倒れ込む選手の下半身や胸を撮影。カメラからは画像計184枚が見つかったという。

 府警は、競技と関係ない性的な写真を撮影する「アスリート盗撮」が駅伝でも行われる可能性があるとみて、沿道に捜査員を配置して警戒。不審な男を発見し、その後任意で事情を聴いていた。

 男の自宅にあるパソコンからは京都のほか、東京や大阪、福井の陸上大会などで撮影された約2万7千点の画像が見つかった。高飛びや幅跳びをする女性選手が撮影されていたという。男は「3年前から女性アスリートを性的目的で撮影していた」という趣旨の供述をしているという。(光墨祥吾)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment