きょう17日(水)は、全国的に不安定な空模様となりそうだ。晴れ間の出る所も多いが、局地的に雷雲が発生し、非常に激しい雨の降る所がある見込み。
また、きのう16日(火)に発生した台風5号は今後北西に進み、あす18日(木)には先島諸島に接近する予想となっている。沖縄地方では、うねりを伴った高波に警戒し、強風や土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意する必要がある。
広く大気の状態が不安定 非常に激しい雨の降る所も
きょうは、西日本から東日本には暖かく湿った空気が流れ込み、北日本の上空には寒気を伴った気圧の谷が通る見通し。このため、広い範囲で大気の状態が不安定となり、雷雲が発生しやすくなりそうだ。
午前中は東海や関東の沿岸部を中心に、午後は九州から北海道の所々で雨が降り、雷を伴って非常に激しい雨となる所もある見込み。きょうの通勤・通学は、雨具があると安心だ。
台風5号は発達しながら北西へ あす夜には先島諸島に最接近
一方、台風5号はきょう午前3時にはフィリピンの東にあって、1時間に約15キロの速さで西に進んでいる。今後、フィリピンの東を発達しながら北西に進み、その後は北上して、あす夜に先島諸島に接近する見込みだ。
沖縄地方では、台風の接近とともに、あすにかけて風が強まる予想。また、海上はうねりを伴ってしけとなり、あすには大しけとなりそうだ。
<あすにかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)>
沖縄地方 20メートル(30メートル)
<あすにかけて予想される波の高さ>
沖縄地方 6メートル
また、沖縄地方では、あすは雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所がある見込み。あすにかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意が必要だ。
(気象予報士・石上沙織)
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