全日本吹奏楽連盟(石津谷治法理事長)は、全日本吹奏楽コンクールなどの「中学校の部」を「中学生の部」とし、地域クラブや複数校の合同チームも参加できるよう規定を改めた。これまでは中学校単位での出場しかできなかった。また、同コンクールの大学の部で出場枠を二つ増やし、15とすることも決めた。
24日までに、連盟のホームページで公表した。
公立中学校の部活動について、国は2023年度以降、段階的に学校から地域へ移行する方針を決めている。これを受け、学校単位の吹奏楽部以外も全国大会に参加できるよう、加盟登録の規定を改定。同コンクールのほか、全日本マーチングコンテスト、全日本アンサンブルコンテストの実施規定も同様に改めた。
また、将来の吹奏楽指導者を育成する場として、大学の部の活性化を図る。そのため、同コンクール大学の部の代表枠を二つ増やす。23年度は東京都、東海、関西、九州の支部代表が2、他の支部代表は1となる。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル