全米魅了の大谷、もたらした「あこがれ捨てよう」 熱狂の源泉探る

 大リーグのドジャースに移籍した大谷翔平選手が20日、韓国で開幕戦を迎えた。人気は日米韓と国境を越えて広がる。

 人気の大谷選手を追いかけて、人もお金も動いている。

 20日、開幕戦があったソウル・高尺スカイドーム前には日本からも多くのファンが駆けつけた。MLBと国際パートナーシップ契約を結んだ旅行会社JTBは韓国への観戦ツアーを発売。申し込み倍率は200倍だった。1試合観戦の3日間のツアーは49万8千円、2試合4日間では72万8千円だ。

 HISが発売した米国での観戦ツアーは40万円前後が平均的。4月はキャンセル待ちで、夏休みの問い合わせも増え始めているという。昨年までのエンゼルス時代は1日2席を確保していたが、今年から10席以上に増やした。

 広報担当者によると、ドジャースが本拠地とするロサンゼルスのドジャースタジアムはメジャーの中でもチケットが取りづらい球場。「価格が高くてもいい席をという方も多い」と話す。

 WBCで日本代表が優勝してから、メジャー観戦ツアーの客層が女性にも広がっているという。

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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