長野県白馬村の八方尾根で14日午前11時40分ごろ、自然の冬山であるバックカントリーで滑走中に雪崩に巻き込まれた男性がいる、と同行者から消防に通報があった。県警大町署によると、男性はヘリで救助されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。
同署によると、亡くなったのは宇都宮市の男性会社員(30)。10人ほどで尾根の南側斜面(標高約1400メートル)をスキーやスノーボードで滑走していた際、1人で雪崩に巻き込まれたという。
男性は雪に埋もれた状況で発見されたといい、同署は雪崩が起きた状況などを調べている。
気象庁によると、白馬村の14日午前2時までの24時間降雪量は最大25センチで、当時は県北部に雪崩注意報が出ていた。(高億翔、北沢祐生)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル