公明党の山口那津男代表は18日午前の記者会見で、立憲民主党など野党が首相主催の「桜を見る会」への対応をめぐり、同日の衆院予算委員会を欠席したことに苦言を呈した。「国民の最大の関心は、新型コロナウイルスの感染症が新しい局面を迎えていることだ。予算委で議論を深め、国民の不安を解消すべきだ」と指摘した。
立憲民主党など野党3党の国対委員長は18日、国会内で会談し、安倍晋三首相が「桜を見る会」前日の夕食会をめぐり会場のホテル側から得たとする回答内容を書面で提出しなければ、予算委の審議に応じない方針を決めた。これを受け、午前の予算委の開会は約50分遅れ、立民など野党が欠席した。
山口氏は「野党の言い分はいろいろあると思うので、予算委の場で議論を深めるのが望ましい」と述べた。また、夕食会の明細書をめぐり、野党側が首相とホテル側の説明が食い違っていると追及していることについては「当事者である首相が説明責任を尽くすことが重要だ」と述べた。
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース