公明党の斉藤鉄夫幹事長は2日、焼失した那覇市の首里城の復元費用について「これまでの枠組みの外で考える。沖縄予算に圧迫が加わらないような形でやるべきだ。実際にそうなると思う」と述べ、沖縄振興予算とは別枠で予算を計上すべきだとの考えを示した。那覇市の首里城公園で記者団の質問に答えた。
斉藤氏はまた、「(首里城公園の)建物、公園は国のものだ。国が全面的に責任を持ち、先頭に立って再建に向けて旗を振る」と強調した。その上で、今年度補正予算に復元関連経費を計上すべきだとの考えを改めて示した。
内閣府が一括計上する沖縄関係予算に関し、政府は令和3年度まで3000億円台を確保するとしている。だが、今回焼失した正殿など7棟は前回復元時に約73億円を投入しており、関連予算も含めるとさらに膨らむ恐れがある。
首里城復元をめぐっては、安倍晋三首相が「政府として責任を持って全力で再建に取り組む」と強調。沖縄県の玉城デニー知事は1日、菅義偉官房長官との会談後、記者団に沖縄の本土復帰50年にあたる令和4年までに首里城の再建計画をまとめる考えを示している。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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