市内の中学7校が2校に――。福岡県筑豊地方の旧産炭地、田川市では今春、大規模な統廃合があった。人口がピーク時の半分以下の4万5千人に減り、少子化も追い打ちに。市を東西に分けるかたちで田川東中と田川西中が開校した。
通学距離が突然、3~4キロ増えた生徒が多数いる。市はスクールバスをくまなく走らせ、解決を図った。当初は大型や中型のバス7台の運行を計画したが、狭い道路に入れず、小型バス19台に変更するなど苦労続き。補助席を使わないと全員が座れない。
地元には思いがけない変化が起きている。
「土地が売れた」と驚くのは…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル