千葉県教育委員会は17日、2月21、22日に実施した公立高校入試の学力検査について、98校で計933件の採点ミスがあったと発表した。1教科で本来の得点より10点低いケースもあった。合格なのに不合格とされた受験生が5校6人おり、謝罪して合格を伝えたという。千葉県の公立高校入試で大規模な採点ミスが発覚するのは初めて。
公立高入試の学力検査は国語、数学、英語、理科、社会の5教科で各100点満点。県教委によると、採点ミスがあったのは、県立高校120校中92校と、市立高校7校中6校。学校別では幕張総合(61件)▽津田沼(42件)▽小金(41件)など。ミスは5教科すべてにわたり、正誤の判定の誤り(467件)▽配点の誤り(102件)▽小計や合計点の誤り(301件)があった。
誤って不合格とされた受験生について、すでに私立高に入学金などを支払ったケースがあれば、対応を検討する。点検で合格から不合格に変わるケースはなく、2次募集の定員は変更しない。
受験生からの情報開示請求で発覚
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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