六花亭のマルセイシリーズに新商品 偶然が生んだ「味の化学反応」

 北海道旅行の定番土産のひとつ、六花亭帯広市)の「マルセイバターサンド」。そのシリーズに今春、開発スタッフの偶然から生まれた新商品が加わった。店頭での売れ行きは好調といい、同社は新しい定番土産に成長することを期待している。

 商品の名は「マルセイバターケーキ くるみ」。7年前から販売されている「マルセイバターケーキ」のスポンジに、甘いクルミのフィリングを挟んだ商品だ。

 そもそも、マルセイバターサンドは1977年、同社の社名変更を記念して開発・販売された。北海道産の生乳100%のバターとレーズン、ホワイトチョコクリームをビスケットでサンドした。

 サクサクとした食感とコクのある甘み、「十勝開拓の祖」とされる依田勉三氏が率いた晩成社のバター「マルセイバタ」にちなんだパッケージ……。味、見た目ともにインパクトのある商品は発売開始以来、ベストセラーとなり、同社の主力商品に育った。

試作品をたまたま…

 その「マルセイ」の名前を冠…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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