大学入学共通テストは14日、数学と理科が行われ、全日程が終了した。数学Ⅱ・Bについては、SNSで「簡単だった」「難しかった」と両極端な声が聞かれた。河合塾の福眞剛司(ふくまつよし)講師は「差がつきそうな問題だった」と評価する。
――難易度をどうみますか。
とても評価が難しいです。数学的に難しい問題や論理的思考力を求められる問題も少なくありませんでしたが、点数がとりやすい形式でした。
印象的だったのは、計算量の少なさです。私も解いてみましたが、ほとんど計算式を書いていません。ごりごり計算するのではなく、考えて解く問題が多かった。数学が得意で勘所がわかっている人は今までにないくらいのスピードで解ける一方、数学が苦手だという人はかなりてこずったかなと思います。
――どんな問題が特徴的でしたか。
今回は、過去にほとんど出題…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment