内妻を刃物で刺殺容疑、男を再逮捕 愛知・愛西の2人死亡の火災

 愛知県愛西市で住宅が全焼し、住人の母娘の遺体が見つかった事件で、県警は27日、娘の内縁の夫の無職小塚勝也容疑者(64)を娘に対する殺人容疑で再逮捕し、発表した。「事実無根なので黙秘します」と容疑を否認しているという。

 県警によると、小塚容疑者は7日未明ごろ、内妻の植手敬子さん(当時54)の胸を刃物で刺殺した疑いがある。県警は小塚容疑者が敬子さんを殺害後、自宅に火を放ったとみている。

 小塚容疑者と敬子さんは、敬子さんの母親の純子さん(当時83)方に3人で暮らしていた。純子さんの年金で生活していたとみられる。

 純子さんは火災前日から6日ほど前に死亡した可能性が高いことが判明している。家族には数十万円程度の借金があったことから、県警は事件との関わりを調べている。

 小塚容疑者は今月7日に現住建造物等放火容疑で逮捕されていたが、名古屋地検は27日に処分保留とした。

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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