熊本市の慈恵病院は22日、新たに2人が、病院の担当者のみに身元を明かして出産する「内密出産」をしたと発表した。2022年2月の初事例公表以降、11人となった。
10人を超えたことについて蓮田健院長は「軌道にのった感触がある。巣立っていく赤ちゃんが養親に託され、幸せそうな姿を見ると、新しい形ができている実感がある。赤ちゃんとお母さんの命を守るのがもっとも大きな柱だが、愛着障害や虐待など負の連鎖を断ち切る効果を感じている」と話した。
病院によると、10例目は東日本在住、11例目は西日本在住。ともに成人で5月に出産した。
10例目の女性は出産後、自…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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