日本郵政グループが抗議していたNHKの動画に瑕疵(かし)はあったのか? NHKが昨年7月、かんぽ生命保険の不正販売問題を報じた番組の続編の情報提供を呼びかけるため作った「ショート動画」を公式サイトで再び公開した。サイトでは、NHKと郵政側のやりとりも、つまびらかにしている。
公開されたのは、昨年7月にツイッターなどに投稿された1分半ほどの動画2種で、「止まらない!?保険の“押し売り”」とうたい、被害に遭った家族の証言を紹介するなどし、さらなる情報提供を呼びかけるものだ。それぞれ修正前と修正後の計4本ある。
修正前の最初の動画では、家族が不必要な保険に契約させられたという男性が「郵便局というブランドや信頼もあり、詐欺まがいの契約。すごく恐ろしい」などと語っている。字幕には「かんぽ詐欺」「支払い額の十分な説明なし」などの言葉が表示されていた。
その次に投稿された動画では、郵便局員が「高齢者をだますじゃないですけど」「自分たちが売りたいものに走りがち」などと証言。初回の番組放送後に「実質なにも変わっていない」「不適正営業はなくならない」などの情報提供が番組に寄せられたと紹介されている。
それぞれの動画内では、郵便局幹部が「(不適正営業は)絶対あってはいけない」「営業目標の額を抑え、お客様本位の営業をしっかり浸透させる」などと話す場面もある。4月の放送前に取材したものとみられる。
ただ、日本郵政によると、動画…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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