NHKの連続テレビ小説「エール」が14日から放送を再開する。ドラマの後半に入り、時代は戦争へと突入していく。昭和という時代を伴奏した作曲家・古関裕而をモデルにした主人公をどのように描くのか。主演の窪田正孝らに話を聞いた。
4月~6月中旬まで、新型コロナウイルスの撮影で2カ月あまり中断した。その間も、古関の故郷・福島のことを考え続けていた。「福島弁だけは忘れたくはなくて、録画した過去の放送をずっと見直していました」
窪田演じる主人公の古山裕一は、福島から東京に引っ越してきて、福島弁を話す機会が徐々に減る。だが、幼なじみや福島の家族としゃべったり、本音で何か感情的に話したりする時は、ついつい福島弁になってしまうリアルなニュアンスを出したいと考えていた。「日常的に福島弁を聞いて、少しでも福島との距離を近くに感じられたらいいなと思って過ごしていました」
ロケなどで福島の地を訪ねた。…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル