北海道旭川市の旭山動物園が11日から冬の営業を始める。この秋に生まれたばかりのライオン3頭をはじめ、双子のレッサーパンダ、人気のホッキョクグマ「ゆめ」など「旭山生まれ」の子どもたちが迎える初めての冬、雪と戯れる様子を楽しめそうだ。
赤ちゃんライオンは9月生まれ。3頭がじゃれあったり、母親「イオ」に甘えたりする様子が見られる。現在7~9キロ、尻尾を除く体長は45センチぐらいで順調に成長している。
父親「オリト」も同じ施設で一緒に展示され、野生のライオンの家族に近い生態を再現。3頭の子どもはいずれもメス。もともと暑い地域に生息する動物なので、子どもの公開は、晴れた暖かい日に限定する。
坂東元・園長は「野生のライオンの雄は、雌や子どもの群れを守るが、自分の血筋ではない子どもを殺すこともある。オリトを網越しでイオと子どもたちに対面させるなど、家族で暮らせるよう、丁寧に準備をした」と飼育の工夫を説明した。
ホッキョクグマの子、雌のゆ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment