上田潤
世界遺産・厳島神社(広島県廿日市市)がある宮島で14日夜、大鳥居の改修工事完了を記念した「冬の週末花火」があった。
沖合の台船から打ち上げられた約300発の花火が夜空を彩り、ライトアップされた大鳥居と競演した。
警備の難しさやコロナ禍の影響などで2021年4月、半世紀近く続いた夏の「宮島水中花火大会」の打ち切りが決定。コロナ前は5万人以上が訪れる人気イベントで、観光客の分散化が課題となっていた。このため、冬場の閑散期に観光客を呼び込もうと、同市などが企画した。
21、28日にも午後6時から打ち上げられる。問い合わせは同市観光課(0829・30・9141)へ。悪天候の場合は中止となる。
「週末花火」がある日の午後3~8時には、宮島桟橋前広場で「みやじま冬夜市」も開催。飲食や雑貨、工芸品の販売や体験ブースなど30店以上が出店する。2月12日(日)午後6時からは対岸の宮浜温泉沖で花火を打ち上げる。(上田潤)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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