9月29日、原子力空母ロナルド・レーガンが米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)から出港すると、横須賀海上保安部所属の放射能調査艇きぬがさがその後を追い、放射線量を測定した。結果は入港前と同一レベルだった。
測定は、核燃料を使う原子力艦に対する安全対策の一環。基地周辺のモニタリングポスト10基による常時監視に加え、原子力艦の入港時、寄港中、出港時には、きぬがさに原子力規制庁の職員らが乗り込み、空間や海水の線量を毎日調べている。
今回の出港は度重なる延期の末だった。地元では原子炉が関係するトラブルかとの見方も出たが、米側は外務省に「原子炉とは関係はなく、原子力空母の安全性や周辺環境への影響はない」と説明した。
原子力空母は原発と同様、事故があれば放射能被害の可能性がある。だが、原発と同様の法規制はなく、日本側は安全性を直接確認できない。
目に見えない放射線、国の対応は
ディーゼル型の空母から原子…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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